名古屋のインプラント歯科医院に転院したい!どんな情報が必要?
特に、別の歯科医院でインプラント治療をしていて転院する場合、「インプラント治療を引き継ぐことはできるのか」「治療方針が違っていると困る」と不安が強くなってしまいます。
今回は、インプラント歯科医院に転院する場合のポイントを解説します。
必要な情報にも触れるので、事前に入手できそうかチェックしてみましょう。
歯科医院を転院する主な理由
まずは、歯科医院を転院する主な理由について解説します。
インプラント治療以外にも該当する項目が多いので、目を通しておきましょう。
専門的な治療が必要な場合
虫歯や歯周病治療であればほとんど全ての歯科医院が対応していますが、
インプラント治療のような高度な専門技術と設備を要する治療の場合、どの歯科医院でもできるとは限りません。
場合によっては「インプラント専門の歯科医院に通った方がいい」「オールオン4など別のインプラント治療に対応している歯科医院を探したらどうか」
とおすすめされることもあります。
これは決して治療を拒否するものではなく、より良い治療を提供するための提案として捉えるとよいでしょう。
歯科医師や治療スタッフへの信頼が薄い場合
歯科医師・歯科衛生士や受付担当者など、スタッフへの信頼が薄い場合に転院を検討する人も多いです。
「質問に対して親身に回答してくれない」「あまり理解していないまま治療が進んで不信感を持った」というケースは、残念ながら多数耳にします。
インプラント治療はメリットもある治療法ですがリスクもあり、治療費も高額になりやすいからこそ、信頼できる歯科医院に依頼するのがよいでしょう。
治療費用が高額すぎる場合
インプラント治療は健康保険の適用外となるため、治療費用は歯科医院ごとに異なります。
具体的な治療費は使うインプラント体の素材や歯科医院の設備により左右されるので、高い歯科医院もあれば安い歯科医院もあります。
相場を大幅に超えるほど高額な場合、支払いや継続的な治療に支障が出るため断念して別の歯科医院を探す必要があります。
とはいえ、インプラント治療は安ければ安いほどよいというものでもありません。
自分が求める治療内容に見合う金額だと感じるラインを探し、複数の歯科医院でカウンセリングを受けてみてもよいでしょう。
引っ越し等でアクセスが悪くなった場合
家族の都合で引っ越しするときや、勤務先が変わって通院しづらくなったときは、やむを得ず他の歯科医院を探すことがあります。
複数県をまたいでの移動が必要な距離になってしまうと、そもそも継続的な通院ができなくなるので要注意です。
どんなに相性の良い歯科医院であっても足が遠のいてしまいやすく、本来の目的である定期治療ができなくなります。
歯科医院の転院に必要な情報
歯科医院の転院には、下記の情報を提供するのが理想です。
できる限り前に通っていた歯科医院から診療情報提供書(紹介状)の形で提供してもらうのが理想なので、相談してみましょう。
診療記録
過去にどんな診療をしてきたのか、正確に示す項目です。
受診に訪れたきっかけやこれまでの治療内容などが細かくわかれば、新しい歯科医院との連携もしやすくなります。
事前のカウンセリング時間も最小限で済むので、ゼロから再度説明しなおす手間がかからないのもメリットです。
検査結果
インプラント治療に当たり、過去実施した検査の内容や結果を共有します。
レントゲン写真、治療計画、手術実績、過去の診察・診断などが含まれているので、場合によっては検査を短縮できるかもしれません。
とはいえ過去の検査から一定時間が経過している場合、書類だけを頼りにせず再度同じ検査をして最新情報を調べることも多いです。
誤診を防ぐため必ず全ての検査を自院でおこっている歯科医院もあるので、方針をあらかじめ聞いておきましょう。
今後の治療計画
今後の治療計画をどう組み立てていたのか、細かな方針を伝えます。
実際の転院先で以前の歯科医院の治療方針がそのまま使われることはなく、一度カウンセリングや相談を経て決定するのが一般的です。
結果的に同じ治療方針になったとしても、丁寧にカウンセリングをしてくれる歯科医院に転院するのがおすすめです。
健康状態に関する特記事項
アレルギーの有無、既往歴の有無、喫煙習慣、飲酒習慣…など、健康状態に関する特記事項が記載されます。
また、<持病がある人や服用中の薬がある人は丁寧な引継ぎが望まれるので注意しましょう。
その他、生活リズムや生活習慣について記載されることもあります。
診療情報提供書(紹介状)がないと転院できない?
歯科医院を転院する際は診療情報提供書(紹介状)を発行してもらうのが理想ですが、持参しないと転院できないわけではありません。
診療情報提供書(紹介状)があるのが理想とはいえ、取得には費用がかかります。
また、急な転勤・引っ越し等で診療情報提供書(紹介状)を取得できなかった事情のある人もいるので、書類がなくても転院すること自体は可能です。
また、診療情報提供書(紹介状)の有無に関わらず、検査や診察はゼロからきちんと行う歯科医院も増えているので、あくまでも参考程度の情報になることも多いのです。
診療情報提供書(紹介状)がないからと気後れすることなく、たとえ治療途中であっても思い切って別の歯科医院に相談して問題ありません。
転院に最適な歯科医院とは?
転院先として最適な歯科医院の特徴として、下記が挙げられます。
・専門性と経験のある医療スタッフがいる
・インプラント治療に最適な設備と技術がある
・良好なコミュニケーションができる
・アクセスがよく通院の利便性が高い
・極端に悪い口コミが少ない
インプラント治療は費用が高く、簡単にやり直せる治療でもありません。
そのため専門性と経験のある歯科医院を選定し、インプラント治療に特化した診察をしてもらうのがおすすめです。
衛生状態の良い無菌手術室やカウンセリングルーム、回復室などを完備している歯科医院であれば、手術前後の不安も少なくできます。
また、カウンセリング・複数回の検査・手術・術後の経過観察など、インプラント治療だけでも何度か同じ歯科医院に通うこととなります。
通院しやすい場所にあるか、自宅や職場から近いか、開院している時間や曜日が自分の生活リズムと合っているか、事前に調べておきましょう。
駅・バス停からの距離だけでなく、駐車場・駐輪場・エレベーターの有無を確認しておくのもおすすめです。
最終的な決め手となるのは、医療スタッフとのコミュニケーションのしやすさであることも多いです。
「親身になって話を聞いてくれる」「わからないことを質問しても丁寧に解説してくれる」など、信頼できる要素の多い歯科医院であれば転院先として最適でしょう。
事前にインターネット上で口コミを探し、極端に悪い口コミがたくさん投稿されていないかチェックする方法もあります。
とはいえ、「百聞は一見に如かず」。
口コミを参考にしつつ、実際にカウンセリングにいったときの印象や対応の良し悪しで決めるのが近道です。
まとめ
インプラント治療中はなるべく同じ歯科医院で継続してもらうのが理想とはいえ、引っ越し等やむを得ない理由で転院する人も少なくありません。
自分に合った転院先を選ぶことができれば、治療全体への満足度も上がります。
名古屋市でインプラントの歯科医院に転院したいとお考えの方はぜひ当院、吉岡歯科医院へご相談ください。