• 24時間WEB予約
  • 電話でお問い合わせ

【中川区】小児歯科の相談ができる歯科医院の見極め方

乳歯には子どもの顎の成長や適切な発音を支援する役割があり、乳歯の健康状態は永久歯の健康にも密接に関連しています。
「乳歯は将来的に永久歯に取って代わるので、小さな虫歯なら急いで治療する必要がないのでは?」と考えるのは危険なので注意しましょう。

この記事では、小児歯科の重要性について解説します。
子育て中は日々忙しいため歯科治療を後回しにしがちですが、子どもの歯の健康は将来の口腔健康に直結するのでチェックしておきましょう。


 

子どものうちから歯科医院に通う理由

perio_kansen_02

まずは、なぜ子どものうちから歯科医院に通った方がよいのか解説します。

早期の口腔トラブル発見による予防効果

何よりも重要なのは、口腔トラブルを早期に発見して治療することです。
乳歯の健康状態は将来の永久歯の発育に影響を与えるため、虫歯や歯並びの問題を早めに発見し、適切なケアをすることが重要です。
歯科医院での定期的な健診では、虫歯だけでなく歯の発育や噛み合わせの問題も早期に発見できます。
そのため、子どもの口腔健康を維持したいときこそ歯科医師や歯科衛生士による定期的な検診を受けるのが理想です。

自己管理能力の育成

歯科医院では、保護者とともに子どもにブラッシング指導を実施しています。
「自分の歯を磨く」という経験を積むことで自己管理能力や責任感が育まれ、「自分でやってみたい」「歯をきれいにしておきたい」という気持ちを伸ばします。
また、歯科医師や歯科衛生士からの褒め言葉や成功体験は子どもの自信を高めるだけでなく、健康維持のモチベーションにもつながります。

口腔衛生意識の向上

子どもが歯科医院で口腔健康について学ぶことで、口腔衛生意識が向上します。
デンタルIQを高めることで子どもは自らの口腔健康に対する関心や意識を高め、定期的な歯科受診や日常的な歯磨きの習慣を身につけることができます。
将来的に歯や歯茎のトラブルを予防できるので、より健康な口内環境を維持できるでしょう。

 

子どもが歯科受診を始めるタイミングはいつか?

子どもが歯科受診を始めるタイミングは、乳歯が生えた頃が適切とされています。
一般的に、乳歯は生後6ヶ月頃に生え始めますが、個人差があるので厳密に「いつまで」という規定はありません。
ただし、生えたばかりの乳歯はエナメル質が脆弱であるため、虫歯になりやすい点に注意しましょう。
乳歯が生え始めたらできるだけ早く歯科医院を受診し、口腔健康のチェックを受けることが重要です。
1歳6ヶ月児健診の際には歯科健診も実施されるため、その機会に歯科受診を始めることもひとつの方法です。

 

子どもの歯科受診でおこなう予防歯科と治療

子どもの歯科受診における予防歯科と治療は、以下のような項目に分かれます。

口腔衛生の指導

虫歯予防の重要な一環として、毎日のブラッシング方法を指導します。適切な歯ブラシと歯磨き粉の選択や、歯に関する疑問や相談にも応じます。
歯ブラシを持てない幼い子どもの場合、保護者への指導もおこないます。
小学生になると、自己管理能力を高めるために子ども自身への指導も開始します。

フッ素塗布

フッ素は歯を強化し、再石灰化を促す効果があります。乳歯や永久歯が生え始めた段階で処置を行います。
フッ素の塗布は痛みがなく短時間で終わるため、子どもにとって負担が少ないです。
虫歯予防の効果が高いため、早い段階での受診が推奨されます。

シーラント処置

奥歯の溝に食べカスや汚れが溜まることが多いため、シーラントで溝を埋めることがあります。
これにより歯の表面が平滑になり、予防やメンテナンスが容易になります。
定期的な健診で状態を確認し、必要に応じて再処置を行います。

虫歯治療・抜歯

虫歯が発生した場合は、早期の治療が必要です。
乳歯や幼い子供の場合は、歯を削って詰め物をするなどの治療法が一般的です。重度の虫歯の場合は抜歯することもあります。
また、虫歯だけでなく乳歯が永久歯に生え変わる過程で抜歯が必要な場合もあります。
歯がぐらついて食事や発声に影響が出ている場合や永久歯の発育を妨げる場合には、歯科医と相談して抜歯を検討します。

小児矯正

永久歯が生えそろった後に、歯並びや噛み合わせを整えるための治療です。
簡易な装置を用いた治療から始め、永久歯が全て生えそろった後に本格的な矯正を行います。
治療のタイミングは個々の状況に応じて決定されます。状況により異なるのでまずは相談してみるのがよいでしょう。

 

小児歯科の治療対象年齢について

小児歯科の治療対象年齢に明確な制限はなく、一般的には成人になるまでを対象としています。
中高生頃まで(18歳前後まで)の間で歯並びや噛み合わせなどの問題が残る場合には、小児歯科でも問題ありません。

反対に、永久歯が生えそろった中学生頃からは小児歯科でなく大人向けの歯科医院に行く人も多く、特別な決まりはありません。
小児歯科での治療は個々の状況に合わせて行われるため、幅広い年齢層に対応できるのが特徴です。

 

小児歯科の相談ができる歯科医院の見極め方

<gum_disease_point_01

最後に、小児歯科の相談ができる歯科医院の見極め方について解説します。
親子ともに通いやすい歯科医院をみつけられれば、かかりつけ医として長期的な信頼関係を構築できます。

小児歯科の知識があるか

小児歯科を掲げている歯科医院では、子どもの口腔健康と発達に関する専門的な知識を持っていることが多いです。
子どもは大人と違って乳歯と永久歯が入り乱れていたり、顎の骨が成長中だったりするのが特徴。
難しい時期にある子どもの歯を見るからこそ、小児歯科に強い歯科医院を探しましょう。

子ども向けの設備と雰囲気か

小児歯科医院は、子どもたちが安心して通えるように、子ども向けの設備や遊び場、明るく親しみやすい雰囲気を提供しています。
子どもにもわかりやすい言葉で説明してくれたり、子ども目線でコミュニケーションをとってくれたりするスタッフがいれば、歯科医院への苦手意識も払拭できます。
待合室や治療室が子どもにとって居心地の良い空間であるかどうかを確認しましょう。

通いやすい場所にあるか

幼い年齢の子であれば尚更、通いやすい場所にある歯科医院にするのがおすすめです。
行き帰りの負担が少ないので保護者にとっても助かることが多く、保育園や小学校の前後にも通えます。
また、小学校高学年以降であれば子どもだけでスケーリング等に通うこともあるので、あまり離れた歯科医院でない方が安心でしょう。

周囲からの評判

口コミやレビューを参考にして、患者様やその保護者間で信頼されている歯科医院を選ぶことも重要です。
友人や家族、地域のコミュニティ、子どもの同級生家族からの推薦や意見を聞いてみることも良いでしょう。
あくまでも口コミは参考程度に捉え、全てを鵜呑みにしないのが原則ですが、極端に評判の悪い歯科医院を避けることができます。

 

まとめ

小児歯科は、歯の発育や成長に関する問題を解決するための専門医療です。
年齢に関係なく歯や口腔の健康を維持するためには、定期的な受診をしておくとよいでしょう。

また、子どもの歯をどう健康維持したらよいかわからない保護者の方からの相談も受け付けています。
「自分の子の歯を診てほしい」「小児歯科の方が子どもの扱いに慣れている気がする」という場合は、小児歯科の利用を積極的に検討してみましょう。

名古屋市中川区にある当院、吉岡歯科医院では小児歯科もございます。
子供の口腔健康を保つために、ぜひご相談ください。

 

このコラムもよく読まれています!
お電話でお問い合わせ
〒454-0838 名古屋市中川区太平通2丁目38
パントグラフビル
よくあるご質問