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【名古屋】インプラント治療後の過ごし方は?負担を避ける過ごし方を解説

インプラントは、手術当日に全ての治療が完結するわけではありません。
上部構造をつける日が別に設けられていたり、骨との結合をチェックするため定期的な経過観察が必要だったりすることも多いので、
事前に治療スケジュールを可視化しておきましょう。

また、インプラント治療後の過ごし方次第では、「痛みや腫れが引かない」「なかなかインプラントと骨が結合せず安定して使えない」などのトラブルも生じます。
今回はインプラント治療後の過ごし方について解説するので、負担を避ける生活をイメージしておきましょう。

 

インプラント治療後の注意点

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まずはインプラント治療後の注意点から解説します。
どのようなリスクがあるか知り、安静に過ごさなくてはいけない理由として認識しておきましょう。

骨との結合

インプラント治療後特に注意して経過観察する項目として、インプラントと骨との結合が挙げられます。
期待していた通りにインプラントと骨が結合しない場合、インプラントがぐらぐらしたり最悪の場合脱落したりします。

食事をするときの咀嚼や会話時の動きなど小さな動きが負担になってしまうこともあり、違和感や不快感にもつながるので注意しましょう。
とはいえ、完璧にインプラントと骨が結合しているかどうか、見た目だけで判断するのは非常に難しいのが現状です。
歯科医院で適切な経過観察を受け、もし問題があったときに早期発見・早期対処することが大切です。

感染症

手術時や経過観察中に細菌感染を起こした場合、インプラント周囲炎になる恐れがあります。
インプラント周囲炎はインプラント周辺が歯周病のようになる病気であり、メンテナンス不足が原因で細菌が広がるとさらに症状が重くなります。

粘膜から歯槽骨にまで広がってしまうと、出血や膿の原因となったり、歯茎が下がってインプラント体が見えてしまったりすることがあります。
感染対策に万全を期している歯科医院でインプラント治療をすることはもちろん、その後の口腔衛生にも配慮していきましょう。

痛み・出血・腫れ

インプラント治療は手術を伴うため多少の痛み・出血・腫れがありますが、それが正常なレベルか定期的に診てもらうことも大切です。
自分では「手術後のよくある症状だろう」と思っていても、症状が重くなっていくのであれば要注意です。

また、想定される範囲を超えた出血や腫れが続いている場合、早期の対応が欠かせません。
反対に「酷い痛みが続いている」という場合でも、少しずつ回復に向かっている場合があります。
自分の痛みがどの程度なのか、原因が何でどのように緩和していくべきか、歯科医師と相談しながら方針を確立していきましょう。

 

インプラント治療後の負担を避ける過ごし方

次に、インプラント治療後の負担を避ける過ごし方について解説します。

体を労わる食事

インプラント治療後は固い食べ物や粒子の大きな食べ物を避け、柔らかくて飲み込みやすいメニューにするのがおすすめです。
固い食べ物を無理矢理噛んでしまうと手術部位に負担がかかりやすく、痛みの原因となるため要注意です。

また、鎮痛剤などを使っていて痛みの程度が少なくても、気づかないうちに強い負担がかかってダメージになることもあります。
スープやお茶漬けなどさらっと飲み込めるもの、バナナなど舌でぐっと押すことで細かくできるものなどを意識的に摂るのが理想です。
とはいえあまりにも食事に気を遣いすぎて栄養バランスが崩れるのも問題なので、
栄養バランス食品や細かく切って煮込んだ野菜類なども上手に活用しましょう。

口腔衛生の維持

歯磨きやうがいを正しく行い、口の中を清潔に保つことも重要です。
インプラント治療直後は傷からの感染が起きやすい時期でもあるため、歯科医師の指示に従って手術部位周辺を丁寧にケアしましょう。
しかし力任せなブラッシングや傷にしみやすいマウスウォッシュなどは避け、最低限の力でこまめにケアしていくことが重要です。

適切な休息

インプラント治療後は過度な運動や重い物の持ち上げを避け、十分な休息をとることが重要です。
適度な身体活動は血液循環を促進して回復をサポートしますが、あまりにも激しい運動はNGです。
また、適温に保たれない環境に長時間いること(サウナや冷凍庫内での仕事など)なども避けるのが無難です。
睡眠もしっかり取り、体の免疫を上げて回復第一でいられるようにしてみましょう。

 

インプラント治療後は自己管理も大切?

インプラント治療後は歯科医院での経過観察が欠かせませんが、だからといって自己管理を怠ってしまうのも問題です。
ここではインプラント治療後にできる自己管理やメンテナンス法について解説します。

家庭でできるメンテナンス

インプラント治療で入院することは基本的にないため、毎日家庭でできるメンテナンスを怠らないことが重要です。
過度なブラッシングは却って傷口に負担を与えますが、一般的な頻度のブラッシングであれば問題ありません。
インプラント治療した場所だけでなく、他の歯をきれいにしたり歯間ブラシを使ったりして口腔衛生全体を向上させるのも効果的です。

歯科医院でできるメンテナンス

歯科医院では、インプラントと骨の結合状態やインプラント周囲炎の有無、細菌感染の有無、傷の回復状況などを細かくチェックしてくれます。
「治療が終わったのだからあとは自然に回復するのを待つだけでは?」と考えてしまいがちですが、
経過観察には意味があるので自己判断で辞めてしまうのは危険です。
また、不安な症状があったとき気軽に相談できる相手が歯科医師でもあるので、気になることは何でも聞いてみましょう。

健康状態のモニタリング

一見、歯に関係ないことでも、インプラント治療後の体調変化があれば見逃さず記憶しておきましょう。
「立ちくらみやふらつきが増えた」「口臭が強くなったと家族に指摘された」など、歯科医院に相談しづらいことでも伝えておくのがおすすめです。

特に普段の生活でしか気づけない異変については積極的に話し、状況を共有しておくのが良いでしょう。
歯科に関係のあることであれば治療方針を立ててくれる他、場合によっては他科と連携して治療に当たることもあります。

通院スケジュールの管理

インプラント手術は治療スケジュールにおける大きな山場となるため、終わった瞬間ほっと一息ついて気が抜けてしまうことも多いです。
しかし経過観察を軽く見て指示された通院回数を守れなかったり、予約を忘れて再予約しづらくなったりするのは危険なので注意しましょう。
定期的な通院は、予防措置を含む口腔健康の維持や潜在的な問題の早期発見に役立ちます。

また、経過観察のペースは患者様の状態や進行状況に応じて調整することもあるので、定期的な通院が欠かせません。
仕事や家庭で忙しい人でもなるべく通院ペースは守り、万が一体調不良や急な予定があって来院できなくなったときでも
近い日付で次の予約を取るよう心掛けましょう。

 

まとめ

インプラント治療後はなるべく安静に過ごしつつ、体力の回復と丁寧な経過観察をするのが大切です。
怠ってしまうと思わぬところでインプラント治療がトラブルに発展することもあるので、安易に自己判断しないよう気を付けましょう。

また、インプラント治療直後は喫煙・飲酒を避けるよう指示されることもあります。
生活上不安なことはなるべく事前に相談しておくなど対策し、治療後についてもイメージしておくのが理想です。

 

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