中川区にホワイトニングできる歯科医院は多い!ホームホワイトニングのリスク5選
実際にホワイトニング経験のある人は多く、歯科医院でできるオフィスホワイトニングから、ドラッグストア等で簡単に手に入る研磨剤入り歯磨き粉まで、幅広く浸透するようになりました。
今回は、複数あるホワイトニング法のなかでも「ホームホワイトニング」に焦点を当てて解説します。
特にホームホワイトニングのリスクやデメリットを解説するので、気になっている人はこの記事をご覧ください。
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングは「自宅で簡単にできるホワイトニング法」と言われており、歯科医院に何度も通うことなく手軽に歯を白くできるとして注目を集めました。
道具と材料があればいつでもどこでもできるので、自宅以外の場所はもちろん、土日祝日・深夜・早朝など歯科医院が閉まっている時間帯でもできるのがメリットです。
歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングは保険適用外であるため高額になりがちですが、ホームホワイトニング材は安価なものから高額なものまで幅広く市販されているので、
予算感に合ったホワイトニングが可能です。
ホームホワイトニングのリスク5選
次に、ホームホワイトニングをするリスクを5つ解説します。
ホームホワイトニングは「いつでもどこでも手軽にホワイトニングできる」ことが最大のメリットですが、実際の効果やリスク・デメリットを考えると必ずしも「手軽」ではない現状もあります。
下記で主なリスクについて解説するので、チェックしてみましょう。
効果を実感しづらい
ホームホワイトニングで確かなホワイトニング効果を実感できたという人がいる一方、「あまり効果がなかった」「効果を実感できるまでかなりの時間がかかった」という人も少なくありません。
また「一度は白くなったがあっという間に色戻りしてしまった」という話も耳にするので、ホワイトニング材との相性次第では継続的なホワイトニングが必要になり、
結局オフィスホワイトニングより手間も時間もお金もかかってしまいます。
この理由として、ホームホワイトニング用の薬剤に含まれている「過酸化尿素」が挙げられます。
オフィスホワイトニング用の薬剤にも過酸化尿素が含まれていますが、それだけでなく過酸化水素等も配合されています。
しかし過酸化水素は医薬品であり、歯科医師や歯科歯科衛生士でないと扱うことができません。
過酸化尿素のみしか配合されていないホームホワイトニング材では明確な効果を実感しづらく、l効果が出るまでの時間も長くなってしまいます。
完全に効果がゼロなわけではないものの、「ホームホワイトニングすれば劇的に白くなるはず」というイメージを持っていた人にとっては期待外れかもしれません。
事前に「白くなるまでどの程度の時間がかかるか」「効果が出るまで何か月必要か」などの知識を入れておくこともできないので、
期待外れのままホワイトニングを諦めてしまう人が多いのです。
歯へのダメージが大きくなる
適切なホームホワイトニングであれば安全な商品のみ販売されているとはいえ、つい自己流のやり方をしてしまう人もいます。
せっかくホームホワイトニングする以上、「一気に白くしたいから少し漂白時間を長くしよう」「使う薬剤を増やせばもっと白くできるはず」という心理が働くのも自然です。
とはいえホワイトニング材に含まれている過酸化尿素などの漂白材は、歯のエナメル質に浸透して色素を除去する効果があるので、過剰な使用はエナメル質へのダメージにつながります。
エナメル質が削られすぎて薄くなり、歯の感度が上がって食事がしみることもあるので注意しましょう。
また、漂白剤が口腔内の粘膜に接触して口内炎や過敏症状を引き起こしたり、すすぎ残しで虫歯の原因になったりすることも多いです。
100%完璧に説明書通りのホームホワイトニングができる人は少ないので、安全性の観点でリスクがあります。
過剰なホワイトニングになりやすい
「歯が白くない人は美しくない」「前よりマシになったがもっともっと白くしたい」など、ホワイトニングに対して過剰な期待感を持ってしまう人もいます。
歯科医師に相談すると止められるだろうとわかっているからこそホームホワイトニングに頼ってしまったり、
説明書でNG行為と記載されていることにも手を出してしまったり、限度がなくなってしまうのがリスクです。
最初は気軽な気持ちでホワイトニングを始めたはずなのに、効果を実感できたからこそ「沼にハマってしまう」ということも。
当然ながら過度なホワイトニングは歯や口腔内に与える悪影響が大きくなるので、歯科医師が推奨する範囲を超えてしまいます。
ホワイトニング依存症に発展することや、歯・顎の骨が成熟しきっていない学童期の無茶なホワイトニングも懸念されています。
虫歯や歯周病に気づかずホワイトニングしてしまう
虫歯や歯周病がある場合、状態にもよりますが原則治療を優先してからホワイトニングに踏み切ります。
特に虫歯・歯周病が進行している場合、歯の表面が弱くなっていることが多いので注意しましょう。
ホワイトニング材が過度に浸透して痛みや腫れにつながるので、安易な考えは危険です。
虫歯の治療中は仮歯等を使うことも多いので、誤ったホワイトニング処置で仮歯が取れてしまうリスクも出てきます。
実際に虫歯や歯周病に罹患しているか、自己判断するのは難しいのが現状です。
鏡で見てなんの違和感がなくとも、実は虫歯があったというケースもあるので、まずは治療を優先するのが大切です。
歯の色味が均一にならない(色ムラになりやすい)
ホームホワイトニングは全ての工程を自分で完結させなくてはならず、ホワイトニング材を均一に塗布するのが難しくなります。
鏡を使っても歯の全体を一度に見るのは難しく、直接視界に入れることができないからこそ細かな部分への塗布ができないこともあるでしょう。
「天然歯であれば全て同じ色味」ということもなく、歯1本1本の色味がわずかに異なる場合、ホワイトニング材を均一に塗ると却って色ムラが発生しやすくなるのもリスクです。
歯科医院のオフィスホワイトニングであれば完全オーダーメイドで薬剤を調合してもらえたり、薬剤の量や塗布する厚みを細かく調整してもらえたりするのがメリット。
「不自然な白さにはしないでほしい」「ここの歯だけ元から少し黄ばみが強い」などの相談もできるので、失敗するリスクを減らせます。
一度色ムラがついてしまった歯を戻すのは非常に難しいものです。
ホームホワイトニングしてから後悔することのないよう、一気に漂白しすぎないようにするなど対策していきましょう。
まとめ
ホームホワイトニングは歯の白さを気にする多くの人にとって助けとなっていますが、使い方を誤ると思わぬデメリットやリスクが生じるので注意しましょう。
特に強い痛みや色ムラが発生したときは後悔してもしきれなくなるので、説明書の熟読・遵守は必須です。
できる限り歯科医院でのホワイトニング(オフィスホワイトニング)を検討し、プロの手で確実なホワイトニングをしてもらうとよいでしょう。
ホワイトニング料金も歯科医院ごとに異なるので、まずはカウンセリングで見積りを出してもらうのがおすすめです。
名古屋市中川区にある当院では、ホワイトニングもできます。
ホームホワイトニングと歯科医院でのオフィスホワイトニングとで迷っていらっしゃる方はまず、ご相談ください。