インプラント症例

オールオン４じゃダメなの？

別にオールオン４でも成立すると思うが。。。、今一度、自身の価値観に一致しているか、考えてほしい。

オールオン４について誤った誤解が生じている。オールオン４は私の得意とするところであり、確かにテクニカルだし、一部の限られた先生しかちゃんとした施術は行えない。しかし、一体それが患者さんにとって、どう「優れている」のか、考えてほしい。

オールオン４を「安全に・ルールを守って」できる先生は限られているし、そのルールに適合できる患者も限られている。あなたはどっちでいたいのか。

オールオン４は、日本人が大好きな匠の仕事であることは確かだが、本質は「早い・安い・美味い」である。

　すぐに仮の歯が入る　比較的安い　機能的に不自由がない

次元を変えてほしいと思っている。

	ボーンアンカードブリッジ
	従来型	オールオン４ プロアーチ ザイゴマインプラント	ユニバーサルアーチ
重要視しているもの	普及型	特別な需要	効率的配置 半規格性 再利用性
建築に例えると	一軒家	断崖絶壁の特殊注文住宅	プロのビル施工
自動車に例えると	トヨタ車	首都高攻めの改造車	プロのレクサス・メルセデスベンツ・ポルシェ
		オーナーのこだわりに偏っている。 安全性に欠く設計。リスクが高い。 バランスが悪い。応用性がない。 違法増築	安全性・社会性・公共性・将来の拡張性・汎用性を重視。品質の安定。法令遵守
焼き肉に例えると	がんこてい／牛角	街のこだわりのハラミ	叙々苑のロース
服に例えると	ユニクロ・しまむら	ハンドメイドの1点もの	ゼニア・アルマーニのスーツ

私から言わせれば、オールオン４はとても浮足だった治療。これで「高級な良いものを買った」とは思っていただきたいくない。そういう次元の思考にとらわれず、もっと広い視野で、高い次元を見てほしい。

20,30代の背伸びしたその場限りの贅沢の価値観でいて欲しくない。もっと大人な買い物ができることに気づいてほしい。

当院は日本で最初にオールオン4を行った歯科医院の１件であり、その酢いも甘いも噛み分けてきている。その結論として、

	ルールを満たしている	ルールを満たせない ・インプラントが骨に全周、1mm以上の厚みを持って収まる。 ・カンチレバーが1歯相当ですむ。 ・全身疾患 ・骨質が良い
「できます」	エリア1 やればよい。	エリア２ 危ない医者　⇒　別の医者と治療法を探す。
「できません」	エリア3 ドクターの技術の問題　⇒　できるドクターを探す	エリア4 正しい医者　⇒　別の治療法の提案を受ける。

エリア2にいる人の心理。